今日のハーブ:スモーキーな香りのベチバーで心の癒しと身体のリラックスを手に入れよう！

ベチバーの基本情報

ベチバー
【学名】Vetiveria zizanoides
【別名・和名】カスカスガヤ、カスカスガヤ
【使用部位】根
【成分】ベチベロール、ベチボン、ベチベン、ベチロン

ベチバーの作用

別名「安静の油」とも呼ばれるベチバーの精油は、スリランカではストレスや緊張に端を発する様々な不調の万能薬とも言われます。

ベチバーはサンダルウッドやフランキンセンスと同様、年月を経るごとに熟成され、重厚感のある香りへと変化していきます。その安定感を感じさせてくれる香りには、落ち着かないソワソワした気持ちを穏やかにし、地にしっかりと足を結びつけてくれるグラウンディングの効果があります。

ベチバーの成分であるベチベロールには、神経を鎮静させる作用と全身を刺激する作用があります。
体に溜まった不必要なストレスや過度の緊張感をほぐし、心をしっかりと落ち着かせてくれることによって、
不安、抑うつ、神経症、不眠症などの改善が期待されます。

また、血液循環を良くする効果も期待できるため筋肉の痛みをやわらげたり、筋肉痛、関節炎、リウマチによる炎症、疲労回復、スキンケアなどにも有効と言えるでしょう。

精神面でリラックスしたいときはもちろん、運動後などの疲れた筋肉をほぐすマッサージの際など、まざまなシーンで活用できるエッセンシャルオイルです。

ベチバーの活用方法

ベチバーの香りを心の安定のために使いたいときはアロマバスにゆっくりと浸かるのがオススメ。

ココナッツオイルと好みのエッセンシャルオイルを攪拌し、できたアロマバスオイルを浴槽に入れてよくかき混ぜてから入浴します。

＜おすすめのブレンド＞
・ベチバー
・フランキンセンス
※ココナッツオイル20mlに対し、合計で1-5滴のエッセンシャルオイルが適量です。

・ベチバー
・ アンジェリカ
・ クラリセージ
※ココナッツオイル20mlに対し、合計で1-5滴のエッセンシャルオイルが適量です。

ベチバー単独での使用も◎。
スモーキーで甘いベチバーの香りは、感情のアップダウンが激しくなってしまったときに冷静さを取り戻すサポートをしてくれます。
精神的な疲労を感じるときや悩みごとが頭を巡って眠れない夜などにディフューザーをつかって芳香浴をしてみると気持ちが自然と穏やかになり、リラックス効果が期待できます。

また、ベチバーのエッセンシャルオイルは植物の根から抽出されるエッセンシャルオイルのため、第1チャクラと関係が深いといわれています。
エネルギーの流れを正常に戻し地に足を着けるグラウンディングの際にベチバーの香りを嗅ぐとより効果的でしょう。

ベチバーの注意事項

※妊娠中の使用は避けましょう。

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