2022-06-07

今日のハーブ:フレッシュでクリアな香りのローズマリーで集中力を高めよう

Contents

ローズマリーの基本情報

ローズマリー
【学名】Rosmarinus officinalis
【別名・和名】マンネンロウ、迷送香(まんにょうこう)
【使用部位】葉、エッセンシャルオイルは開花中の花から水蒸気蒸留で抽出
【芳香化学成分】モノテルペン炭化水素類:α-ピネン(9.7%)、β-ピネン(8.1%)、カンフェン(3.9%)、リモネン(2.5%)、ミルセン(1.6%)
モノテルペンアルコール類:ボルネオール(3.2%)、α-テルピネオール(2%)
セスキテルペン炭化水素類:β-カリオフィレン(4.4%)
ケトン類:カンファー(10.5%)
オキサイド類:1,8-シネオール(44.4%)
エステル類:酢酸ボルニル(1.5%)

ローズマリーの作用

ローマ時代から薫香として医療や宗教で活用されてきたローズマリーの名は「ロスマリヌス(海のしずく)」に由来します。
地中海沿岸の海辺に生育し、淡いブルーの小さな花が海の色を連想させることからその名がつけられたと言われています。
14世紀のハンガリー女王エリザベスは痛風や脳卒中の後遺症による麻痺があり、修道士が症状を改善するためにローズマリーが主成分のハーブ薬=「ハンガリアンウォーター」を処方しました。
この「ハンガリアンウォーター」を外用薬として使用した女王はみるみるうちに回復し、若さを取り戻したことから、ローズマリーは若返りの妙薬として知られています。
18世紀にオーデコロンが流通するまでは最も人気のある香料であり、治療薬として内用と外用の両方に使われていたローズマリー。
伝統的な料理用のハーブでもあるので、ハーブに詳しくない人も見かけたことがあるハーブのひとつかもしれません。

■心への有用性
*神経刺激*抗うつ*頭脳明晰化
ローズマリーに含まれるモノテルペン炭化水素類のピネンやケトン類であるカンファーなどの刺激成分が記憶を司る海馬に働きかけるため、集中力と記憶力を高めてくれるので勉強や仕事で集中したいときや、眠気をスッキリさせたいときなどにも役立ちます。
また、無気力感を感じたり、自信を無くしたときなどに香り嗅ぐとリフレッシュ効果が期待できます。

■身体への有用性
*細胞成長*消化促進*血圧上昇*鎮痛など
ローズマリーには血液やリンパ液など体液の循環を促進する成分が含まれているのでリンパや血行の流れをよくし、筋肉のコリ・冷えの解消が期待できます。発汗や利尿作用もあり、新陳代謝を高めてくれるのでローズマリーのエッセンシャルオイルを使ってマッサージをすると身体全体の活性化が期待できるでしょう。

■肌への有用性
*抗炎症*抗菌*抗酸化
ローズマリーには抗酸化作用や収れん作用がある成分が含まれるため、ニキビや吹き出物のケアに役立ちます。
特に脂性肌の人におすすめできるハーブです。

ローズマリーの活用方法

ローズマリーは勉強や仕事の効率を上げたいときに活用したいハーブです。
ディフューザーにローズマリーのエッセンシャルオイルを5-6滴入れて勉強・仕事中の室内に拡散すると集中力の継続が期待できます。
また、朝風呂やシャワーのときにローズマリーのエッセンシャルオイルを使用すれば眠気を覚まし、頭をスッキリとさせ、一日を爽快な気分で始められるでしょう。

これからの夏の暑い季節で頭皮や髪のべたつきが気になるときには、シャンプー時にキャリアオイル30mlにローズマリーのエッセンシャルオイルを5-6滴加えて混ぜ合わせ、頭皮と髪をマッサージしましょう。
頭皮の汚れや気になるフケの改善が期待できます。

ローズマリーの注意事項

妊娠中の方やてんかんのある方、高血圧の方は使用を避けましょう。

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