今日のハーブ:ゼラニウムの甘い香りでストレスを和らげ、心を癒そう

ゼラニウムの基本情報

ゼラニウム
【学名】Pelargonium graveolens
【別名・和名】天竺葵、ペラルゴニウム
【使用部位】葉
【芳香化学成分】モノテルペンアルコール類：シトロネロール(24.3％)、ゲラニオール(14.4％)、リナロール(4.7％)
ケトン類：イソメントン(7.0％)
オキサイド類：シス-ローズオキサイド(1.0％)
セスキテルペン炭化水素類：α-ブルボネン(1.1％)、ゲルマクレンD(1.0％)、6,9-グアイアジエン(7.0％)
エステル類：ギ酸シトロネリル(14.5％)、ゲラニルブタノエート(1.4％)、ゲラニルホルマート(ギ酸ゲラニル)(7.7％)、ゲラニルチグレート(1.6％)
カルボン酸-有機酸類：プロピオン酸ゲラニル(1.4％)

ゼラニウムの作用

ゼラニウムの学名「Pelargonium(ペラルゴニウム)」はゼラニウムの種子の形がコウノトリのくちばしの形に似ていることが由来。
ふっくらと弾力のある葉は鮮やかな緑色をしており、土壌が見えなくなるほど密集して生い茂るのが特徴です。
中世のヨーロッパでは悪霊の侵入を防いでくれるとされ、玄関先に植えられていたそうです。

また、ローズのような甘い香りが特徴のゼラニウムのエッセンシャルオイルは古くから香水の原料として活用されてきました。
成分もローズと共通するものが含まれ、若返りの精油として人気があります。

■心への有用性
＊鎮静＊爽快感＊リラックス＊
ゼラニウムにはゲラニオールやシトロネロール、リナロールなど鎮静作用が期待できる成分が含まれるため、ゼラニウムの香りを嗅ぐことで気持ちを高揚させ、落ち込んでいるときに心を励ましてくれるでしょう。

■身体への有用性
＊抗バクテリア＊抗炎症＊抗ウイルス＊エストロゲン様など
ゼラニウムに含まれるゲラニオールには免疫力を高める効果が様々な実験から示唆されており、また、エストロゲン様作用に注目されています。
ホルモン分泌を促し、バランスの乱れを整える働きが期待できます。
月経不順や更年期障害など女性特有の症状にお悩みの際に使用するのもおすすめです。
また、ゼラニウムにはシトロネロールという芳香成分が多く含まれています。
シトロネロールは虫が苦手とする成分であるため、虫除けにも効果的です。

■肌への有用性
＊皮脂分泌調整＊収れん＊止血
皮脂腺から分泌される皮脂のバランスを整える働きがあるため、肌をふっくらとした状態に保つ作用がきたいできます。

ゼラニウムの活用方法

ホルモンバランスを整える働きがある成分を含むためPMS(月経前症候群)や更年期のトラブルを感じるときには、お湯をはったバスタブにゼラニウムのエッセンシャルオイルを2-3滴たらし、入浴して体をしっかり温めましょう。

髪や肌のトラブルには、ゼラニウムのエッセンシャルオイルを1滴、普段使っている乳液に加えたり、シャンプーやコンディショナーには2-3滴のエッセンシャルオイルに加えて使用してみるのもおすすめ。
皮脂の分泌バランスを調整してくれる作用が期待できるので、美しい肌や髪に整えてくれます。
フェイシャルスチームにエッセンシャルオイルを加えてケアするのもいいでしょう。

ゼラニウムは虫よけ作用がある成分を含むので、ゼラニウムのエッセンシャルオイルをコットンに1滴たらしたものを器に入れておいておくことで蚊取り線香の代替品として活用することもできます。
また、ミツロウと混ぜることで虫よけクリームにも。
◆虫よけクリームレシピ
ミツロウ　6g　に対し、ホホバオイル　30mlを湯煎して溶かし、溶けたものを清潔な瓶などに移して混ぜながら冷まします。
周りがうっすらと白くなったら、ゼラニウムのエッセンシャルオイルを5-8滴加えてさらにかき混ぜ、固まったら感性です。

ゼラニウムの注意事項

肌に塗布する際は必ずパッチテストを実施し、異常がないかを確認のうえご使用ください。
また、必ず希釈したものをご使用ください。
繰り返し使用することでアレルギー反応が起こることがあります。

https://tmk00.theshop.jp/items/38771690

オリジナルブレンドハーブティーのお問合せは公式LINEから

オリジナルブレンドハーブティーのオーダー＆問い合わせは公式LINEで承っております。
オーダーメイドアクセサリーのオーダーやタロットリーディング・数秘術を使った個人鑑定も受付中です♪
お気軽にご連絡くださいね！