2022-06-17

今日のハーブ:やさしい香りのラベンダーで気持ちを和らげよう

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ラベンダーの基本情報

ラベンダー
【学名】Lavandula angustifolia
【別名・和名】薰衣草(クンイソウ)
【使用部位】花
【芳香化学成分】モノテルペン炭化水素類:トランス-β-オメシン(1.98%)、シス-β-オメシン(4.3%)、α-ピネン(0.2%)、σ-3-カレン(0.3%)
モノテルペンアルコール類:リナロール(33.5%)、テルピネン-4-オール(4%)、ラバンジュオール(1.4%)、α-テルピネオール(1.2%)
セスキテルペン炭化水素類:β-カリオフィレン(3.5%)、β-ファルネセン(3.7%)
ケトン類:3-オクタノン(1.4%)
オキサイド類:1,8-シネオール(1%)、リナロールオキサイド(0.3%)
エステル類:酢酸リナリル(27.7%)、3-アセトキシ-1-オクテン(1.4%)、酢酸ラバンデュリル(5.2%)

ラベンダーの作用

ラベンダーは古代ローマ人が沐浴に使用していたことから「洗う」という意味のラテン語「ラワーレ」がその名前の由来になったと言われています。
青紫色の花が咲くラベンダーには様々な種類があり、その種によって構成成分も異なります。

また、ラベンダーは昔から様々な作用が確認され、万能ハーブとして活用されてきました。
20世紀初頭のフランスでは、化学実験中にやけどを負った科学者がラベンダーのエッセンシャルオイルを患部に塗ったところ、驚くほど治りが早かったことから研究が始まったと言われています。
以前はラベンダーの生産地と言えばフランスが有名でしたが、今ではブルガリアを含む欧州全土や中国など様々な地域で栽培されています。

■心への有用性
*鎮静*抗うつ*感情のバランス
ラベンダーはリナロールや酢酸リナリルなど鎮静作用の高い成分を含むため、不安を取り除いて安眠へと誘う作用に優れています。
ラベンダーの香りを嗅ぐことで緊張やストレスを和らげ、ゆったりと落ち着いた気分を味わえるでしょう。

■身体への有用性
*鎮痛*抗炎症*血行促進*血圧降下など
万能精油とも言われるラベンダーのエッセンシャルオイルには血圧を安定させ、呼吸を整える成分が含まれています。
他にも多くの身体への作用がありますが、鎮痛効果が最も知られており、頭痛や肩こり・筋肉痛の緩和に役立つと言われています。

■肌への有用性
*抗炎症*デオドラント*皮脂分泌調整
ラベンダーのエッセンシャルオイルには皮脂分泌を調整したり、細胞の成長を促進させる成分が含まれているため、肌状態を整えることが期待されています。
皮膚再生を助ける成分が含まれるので日焼けや傷、やけどのケアに役立ちます。

ラベンダーの活用方法

よく眠れない、寝つきが悪いと感じるときにディフューザーにラベンダーのエッセンシャルオイルを1-6滴たらして寝室に香らせるか、ハンカチにラベンダーのエッセンシャルオイルを2-3滴たらして枕元に置くとラベンダーのリラックス効果で心を落ち着かせて、ゆっくりとした睡眠時間にいざないます。

ラベンダーのエッセンシャルオイルには血行促進効果が期待できる成分が含まれるため、目の疲れを感じる際には洗面器にお湯をはり、ラベンダーのエッセンシャルオイルを1-2滴加えて薄手のタオルを浸して絞り、温湿布をしましょう。
逆に目が充血しているときはお湯を水に変えて冷湿布をするのがお勧めです。

日焼け後の火照りを感じる肌には120mlの水に対し、ラベンダーのエッセンシャルオイルを10滴ほど加えよく混ぜ合わせたものを肌の気になる箇所にスプレーしましょう。
火照った肌の炎症を鎮め、皮膚ダメージの軽減が期待できます。
スプレーだけでなくコットンパックにするのもおすすめ。

ラベンダーの注意事項

新生児や幼児に使用する際は必ず希釈すること。
また、スパイクラベンダー、フレンチラベンダーは刺激が強いので、マッサージなど皮膚に直接塗布する場合は、妊婦・子供・敏感肌の人は避けること。

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