2025-12-31

なぜ私は占いのあとにハーブをお渡しするのか ー言葉だけで終わらせないためのもうひとつの処方ー

こんにちは。
福岡市内にあるカウンセリングルームL’atelier de tmk〜tomokoのアトリエ〜のtomokoです。

 

L’atelier de tmk〜tomokoのアトリエ〜は福岡市内にあるカウンセリングルームです。

ホロスコープやタロットカード、ハーブやアロマを使って

「ありのままで美しい”あなた”」が自分らしくいられるためのメッセージをお届けします。

 

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占いを受けたあとの時間には独特の静けさがあります。
 
答えを受け取ったことにより心は少し落ち着き、その一方で身体はまだ日常に戻りきれていない。
「なるほど」と腑に落ちた感覚と「でも現実はこれからだよね」という距離感が同時に残る瞬間です。
 
特に年末は1年分の出来事や感情が折り重なって、
言葉で理解したことと実際の感覚とのあいだにズレを感じやすい時期でもあります。
頭では分かっているのに行動や気持ちがすぐに追いつかない。
その違和感はとても自然なものです。
わたしは占いのあとに残るこの「余韻」を大切にしたいと思っています。
すぐに答えを使いこなそうとしなくていい。
静かな時間の中で少しずつあなたの内側に染み込ませていく…
そのプロセスこそが占いの本当の始まりだと考えています。
 
タロットや星、数秘が示すものは未来を断定する「答え」ではありません。
それらが映し出しているのは今のあなたの状態や無理がかかっている場所、流れが向いている方向。
いわばあなた自身を映す鏡のようなものです。
 
リーディングの最中「あ、そうか」と気づいた瞬間は心がふっと軽くなります。
けれど日常に戻ると環境や役割に引き戻され、その感覚が揺らいでしまうことも多いでしょう。
理解と現実のあいだに差が生まれるのはごく自然な反応です。
だからわたしは占いを「正解をもらう場」とは考えていません。
占いは今のあなたに何が起きているのかを知り、感じ直すための時間。
気づきが芽生えたあと、どう扱うかはひとりひとり違っていい。
その前提に立ってわたしは占いを届けています。
 
占いやカウンセリングのあとにわたしはハーブやアロマで作成したボタニカルアイテム(ハーブティー・浄化ソルト・アロマミストなど)をお渡ししています。
それは何かを「治す」ためでも「変える」ためでもありません。
タロットや星、数秘で気づいたことを頭の理解だけで終わらせずに身体にゆっくり浸透させるための橋渡しとしておこなっています。
 
言葉で腑に落ちたことも日常に戻ると遠のいてしまう。
そんなときハーブやアロマの香り、バスソルトとして使ったときの湯船から立ち込める湯気の温度、ハーブティーを口に含んだときの味覚があなたの意識を「今ここ」に戻してくれます。
考える前に感じる。
無理に思い出そうとしなくても感覚がカウンセリングのときに受け取った気づきを呼び戻してくれるのです。
 
わたしの中では
【言葉 → 感覚 → 日常】
この流れがとても大切です。
 
占いで見えたものをハーブやアロマという現実的な感覚に落とし込み、日々の暮らしの中で静かに育てていく。
そのためにわたしはボタニカルアイテムをお渡しています。
 
占いとハーブを組み合わせている理由はとてもシンプルです。
心で理解したことをあなたの身体と生活につなぐため。
タロットや星、数秘は今の状態や流れを言葉として示してくれます。
でも気づきを思考だけで終わらせてしまうと日常の中で置き去りになりやすい。
そこでお渡ししたボタニカルアイテムを使っていただくことで
あなたの日常に植物のエネルギーが加わります。
ハーブティー・バスソルト・アロマミストをご使用いただくことで
呼吸が深まって身体がゆるみ、あなたの本来の感覚が戻ってくるはず。
理解していたはずのことが「自分のもの」として根づいていく…
 
占いは上へハーブは下へ。
その両方が合わさることで「心と身体」「意識と暮らし」がひとつに統合されます。
 
わたしが大切にしているのは「整える」ことではありません。
あなた本来のリズムや感覚へ「戻る」こと。
占い×ハーブはありのままで美しいあなたに立ち返るための、静かな橋渡しなのです。
 
1年を振り返る年末は知らず知らずのうちに多くの情報や感情、疲れを抱え込んでいます。
良かったこともうまくいかなかったこともすべてが混ざり合い、頭の中はいっぱいになりがちです。そんな時期に必要なのは新しい答えを「受け取る」ことよりも、静かに落ち着かせることではないでしょうか。
 
占いの言葉は今の状態に光を当て不要になった思考を手放すきっかけをくれます。
そしてハーブは呼吸や身体の感覚を通してその気づきを穏やかに沈めていく存在です。
言葉だけでも、感覚だけでも足りない。
だからこそ1年の終わりには占いとハーブが寄り添います。
 
1年を締めくくるこの時間に言葉と感覚を一緒に整えることで
心と身体は自然と次のサイクルへ向かう準備を始めるのです。
 
わたしのセッションでいちばん大切にしているのは未来を急がせないことです。
今すぐ答えを出さなくても、無理に変わらなくてもいい。
タロットも星も数秘も「こうしなさい」と背中を押すためではなく、
今のあなたの状態を静かに受け取るために使います。
揺れている気持ちも、立ち止まっている感覚も、そのままで間違いではありません。
 
ハーブも同じです。
何かを正すためではなく、
今のあなたがここにいると実感できるようにそっと寄り添う存在。
わたしは今のあなたを丸ごと受け取り、安心して戻ってこられる時間と場をつくりたいと思っています。
 
福岡のサロンを拠点にオンラインや出張でもお会いできます。
必要なタイミングでいつでも戻ってこられる場所として。
あなたのペースを尊重しながらお待ちしています。
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