本音が分からないのではなく、本音を受け取れていないのかもしれない。
こんにちは。
福岡市内にあるカウンセリングルームL’atelier de tmk〜tomokoのアトリエ〜のtomokoです。
L’atelier de tmk〜tomokoのアトリエ〜は福岡市内にあるカウンセリングルームです。
ホロスコープやタロットカード、ハーブやアロマを使って
「ありのままで美しい”あなた”」が自分らしくいられるためのメッセージをお届けします。
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Contents
はじめに|「本当は何を望んでいるの?」
先日、standFMにこんなご相談が届きました。
「彼女に『私はあなたのお母さんでも召使いでもない。別れたい。』と言われました。本当は何を望んでいるのでしょうか。」
相談者さんは「家事をしてほしいのか」「結婚したいのか」「お金のことなのか」と、
彼女さんの本心を知りたいと話してくださいました。
でもわたしはその相談文を読んだとき、少し違うことを感じました。
もしかすると彼女さんは、もう十分に本心を伝えているのではないだろうか、と。
わたしたちは、人間関係で悩むと「相手の本音が分からない」と感じることがあります。
でも、本当に分からないのでしょうか。
それとも、自分にとって受け止めるのが難しい言葉だから、別の意味を探してしまっているのでしょうか。
今回は、「本音を知ること」と「本音を受け取ること」の違いについて、一緒に考えてみたいと思います。
本音は、もう言葉になっていることがある
「私はあなたのお母さんでも召使いでもない。」
そして
「別れたい。」
この二つの言葉は、とても勇気のいる言葉です。
だからわたしは「本当は違う意味があるのでは」と考える前に
まずはその言葉をそのまま受け取ることが大切なのではないかと思いました。
わたしたちは相手を傷つけたくないときも、傷つけられたくないときも
「きっと本心は違うはず」と考えてしまうことがあります。
でも、それは時に、相手が勇気を出して伝えてくれた言葉を見えなくしてしまうこともあります。
本音とは、いつも隠されているものではありません。
むしろ目の前にあるのに、受け止めることが難しいから見えなくなってしまうこともあるのだと思います。
小さなサインは、突然現れたものではない
「別れたい」という言葉は、ある日突然生まれることは少ないように感じます。
その前にはきっと、
「疲れた。」
「しんどい。」
「少し手伝ってほしい。」
そんな小さなサインが積み重なっていたのではないでしょうか。
もちろん、実際のことは本人にしか分かりません。
でも、人は限界まで何も伝えずにいるよりも、小さな形でSOSを出していることが多いものです。
そして受け取る側も、「そんなに大変だとは思わなかった」「冗談だと思っていた」と感じることがあります。
大きな出来事の背景には、小さなすれ違いが積み重なっていることがあります。
だからこそ、普段の何気ない言葉や表情にも耳を傾けることが、関係を育てる上でとても大切なのだと思います。
「手伝う」という言葉が生むすれ違い
相談文には「仕事が忙しいから家事はあまりできない」と書かれていました。
もちろん、仕事の状況や体力には個人差があります。
だから「たくさん家事をするべき」という話ではありません。
ただ、わたしは「家事を手伝う」という言葉に少し引っかかりました。
二人で暮らしているなら
家事は誰かの仕事を手伝うことではなく、生活を維持するために必要な役割です。
もし時間が取れないのであれば、他の家事を担当する方法もありますし、
家事代行など外部の力を借りるという選択肢もあります。
大切なのは「誰がやるか」ではなく、「負担を一人だけが背負い続けていないか」。
関係を続けるためには
役割ではなく、責任をどう分け合うかという視点が必要なのかもしれません。
タロットが教えてくれる「対話」の始まり
このテーマを考えていると、タロットの女教皇のカードが思い浮かびました。

女教皇は静かに耳を傾け、本質を見つめるカードです。
焦って答えを出すのではなく、まず目の前にある事実を受け止める姿勢を大切にしています。
人は不安になると、「本当はこういう意味なんじゃないか」と答えを探し始めます。
でも、相手の言葉を自分なりに解釈する前に、そのまま受け止めてみることも必要です。
「私はあなたのお母さんでも召使いでもない。」
この言葉の重さに、まず静かに向き合うこと。
そこから初めて、本当の対話が始まるのではないでしょうか。
女教皇は答えを急ぐよりも、相手の言葉に耳を澄ませることの大切さを教えてくれているように感じます。
本当の対話は、解釈を減らすことから始まる
この話は恋愛だけに限りません。
親子でも、夫婦でも、友人でも、職場でも。
わたしたちは相手の言葉を聞いているようで、自分の解釈を聞いていることがあります。
「きっとこういう意味だろう。」
「本当は違うことを言いたいんだろう。」
そんなふうに考えているうちに、相手の本当の言葉が見えなくなってしまうことがあります。
相手を理解するとは、隠された本音を当てることではありません。
勇気を出して伝えてくれた言葉を、そのまま受け止めること。
そこから、お互いの気持ちを確かめ合う対話が始まります。
解釈を増やすことよりも、まずは解釈を減らしてみる。
それだけで、人との関係は少し違って見えてくるのかもしれません。
おわりに
人間関係に悩むとき、わたしたちは「相手の気持ちが分からない」と感じることがあります。
でも、もしかすると必要なのは
新しい答えを探すことではなく、すでに伝えられている言葉を受け止めることなのかもしれません。
わたしは占いを通して未来を当てることよりも、その人自身や大切な人との関係を整理する時間を大切にしています。
「わたしは相手の言葉を、そのまま受け取れていただろうか。」
そんな問いを持つことで、今まで見えなかった景色が見えてくることがあります。
対話は、相手を変えるためのものではありません。
お互いを理解しようとする姿勢を育てること。
その積み重ねが、安心して関われる人間関係につながっていくのではないかと、わたしは思っています。
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