「分かってほしい」の前に、できることがあるのかもしれない。
こんにちは。
福岡市内にあるカウンセリングルームL’atelier de tmk〜tomokoのアトリエ〜のtomokoです。
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「ありのままで美しい”あなた”」が自分らしくいられるためのメッセージをお届けします。
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「どうして分かってくれないんだろう」
「どうして分かってくれないんだろう」
誰かとの関係で、そんなふうに思ったことはありませんか?
恋愛でも、家族でも、友人でも、仕事でも。
自分なりに頑張っているのに伝わらない。
こんなに傷ついたのに、相手は気づいてくれない。
そんなときって、どうしても「相手に分かってほしい」という気持ちが大きくなりますよね。
私自身も、そういう気持ちになることがあります。
今回、あるご相談について考えていたときにも、
そんな「分かってほしい」という気持ちについて、改めて考える機会がありました。
そしてふと、
「分かってほしいと思ったとき、私たちは何をしているんだろう?」と考えてみたんです。
StandFMで扱う「違和感」や「モヤモヤ」を募集しています
「私から謝るのは嫌だ」と思う気持ち
今回のご相談には、
「相手に自分の気持ちを分かってほしい。でも、自分から謝ったり、歩み寄ったりするのは嫌だ」
という状況がありました。
これを聞いて、私はその気持ちもすごく分かるなと思ったんです。
何か揉め事があったとして、自分では「私は悪くない」と思っている。
むしろ、「相手のここが嫌だった」と感じている。
そんな状態で、
「なんで私から謝らなきゃいけないの?」と思うのは、自然なことだと思います。
納得していないのに「ごめんなさい」と言うのは、やっぱり苦しい。
だから私は、まず「どちらが悪いのか」という話を一度横に置いてみたいと思いました。
そのうえで、別のところが少し気になったんです。
謝るって、全部自分が悪かったということなのかな
私は、謝ることについて少し考え方が変わったことがあります。
「ごめんね」と言うことは必ずしも
「私が全部悪かったです」と認めることではないのかもしれない。
例えば、
「さっきは言い過ぎた。ごめんね。でも、私はあのときこう感じていたんだ」と言うこともできます。
自分の気持ちをなかったことにしているわけではありません。
自分の主張を捨てているわけでもない。
ただ、「あなたと話す準備はありますよ」というサインを出している。
そんなふうにも考えられるんですよね。
そう思うと、謝るという行為が少し違って見えてきます。
もちろん、いつでも自分から謝ればいいという話ではありません。
ただ、関係を動かしたいと思ったときには、一言が対話の入口になることもある。
私はそんなことを考えました。
「分かってほしい」のに、入口を閉じてしまう
ここで、少し不思議なことが起こるなと思ったんです。
「自分の気持ちを分かってほしい」
そう思っているのに「相手が先に分かってくれたら、私は話す」となってしまう。
これだと、相手が自分の気持ちを知るための入口を自分で閉じてしまっているようにも見えます。
もちろん、それほど傷ついているからこそ動けないこともあります。
だから「あなたから歩み寄るべき」と言いたいわけではありません。
ただ、もし本当に「分かってほしい」「この関係をどうにかしたい」と思っているなら、
「私は今、相手が私の気持ちを受け取れる場所をつくれているかな?」と
一度だけ自分に問い返してみてもいいのかもしれない。
その問いが、何かを変えるきっかけになることもありそうです。
自分を曲げることと、歩み寄ることは違う
私は、「歩み寄る」という言葉にも少し引っかかることがあります。
歩み寄ると聞くと
「自分が我慢する」
「相手に合わせる」
「自分が折れる」
というイメージを持つことがあるからです。
でも、よく考えてみると、それだけではないんですよね。
「私はこう思っている」という自分の気持ちを持ったまま、
「でも、あなたはどう思ったの?」と相手の話を聞くこともできる。
相手の意見を聞くことと、その意見に従うことは別のことです。
自分の感覚を大切にしながら、相手の感じ方にも場所をつくる。
私は、それも一つの歩み寄りなのかなと思っています。
そして、自分の気持ちを持ったまま関係の中で選択していくことは
私が大切にしている「自己信頼」ともつながっている気がします。
「どうしたら、この気持ちが届くんだろう?」
「分かってほしい」と思ったとき、まず自分が何を感じているのかを知ることは大切だと思います。
「私は悲しかった」
「本当は寂しかった」
「こう言われたことが嫌だった」
そこが分からないままでは、相手に伝えることも難しいから。
でも、その次にもう一つ考えてみてもいいのかもしれません。
「この気持ちを、どうしたら相手が受け取れるんだろう?」
同じ内容でも、言葉の選び方やタイミングによって、相手への届き方は変わります。
これは、上手に話すテクニックというより、
「私は今、何を伝えたいんだろう?」と
自分の気持ちを一度整理してから相手のところへ持っていくような感覚。
気持ちをぶつけるだけではなく、相手のいる場所まで届けにいく。
そんな意識も、対話には必要なのかもしれないなと思いました。
これって、恋愛だけの話じゃない
こういうことを考えていると、これは恋愛だけの話ではないなと思います。
家族との関係でも
「どうして分かってくれないの?」と思うことがあります。
友達にも、職場の人にも、似たようなことは起こります。
自分の気持ちを理解してほしいと思うほど、相手の言葉を聞く余裕がなくなることもある。
そんなとき
「私は今、何を分かってほしいんだろう?」
「相手には、何が伝わっているんだろう?」
「私は相手の話を聞く準備ができているかな?」
と少しだけ立ち止まってみる。
答えがすぐ見つからなくてもいいと思います。
ただ、自分の側にも一つ問いを置いてみる。
それだけで、相手を責めることだけに意識が向いていたときとは
少し違う景色が見えてくることがあります。
私が「対話」を大切にしたい理由
私は占いの仕事をしています。
だから、人の気持ちについて考える機会も多いのですが
最近は「どちらが正しいのか」ということへの関心が、少しずつ変わってきました。
「私はこう感じた」
「あなたはどうだった?」
その二つを、一度同じテーブルに置いてみる。
その時間に意味があるんじゃないかなと思うようになったんです。
私が好きなのは、最初から答えが決まっている時間ではありません。
お茶を飲みながら話しているうちに、
「あ、私、本当はこう思っていたんだ」とお客さま自身が
自分でも気づいていなかった気持ちが出てくる。
そんな瞬間です。
だから私自身も、誰かに答えを渡す「発信者」でいるより
一緒に考えながら言葉を探していく「対話者」でありたい。
今回のことを考えながら、その気持ちを改めて感じました。
「分かってほしい」の前に、できること
「分かってほしい」と思うことは、悪いことではありません。
大切な人に、自分の気持ちを知ってほしい。
傷ついたことを分かってほしい。
そう願うのは、とても自然なことだと思います。
だから、無理に「自分から謝らなきゃ」と思わなくてもいい。
「自分が悪いのかもしれない」と、全部を自分の責任にする必要もありません。
ただ、その気持ちを抱えたまま
「私はどうしたいんだろう?」と考えてみる。
もし、その人と話したいと思っているなら
「この気持ちをどうしたら受け取ってもらえるかな?」と考えてみる。
もしかすると、その小さな問いの中に、自分が選べることが一つ見つかるかもしれません。
自分を曲げずに、人とつながる方法もある。
私は、そんなふうに思っています。
あなたは「分かってほしい」と思ったとき、どうしていますか?
「分かってほしい」と思ったとき。
私たちは、つい相手のことを考えます。
どうして分かってくれないんだろう。
どうして謝ってくれないんだろう。
どうして気づいてくれないんだろう。
でも、もしそこで一度だけ、自分に問いを戻してみたら。
「私は本当は、何を分かってほしいんだろう?」
「私は、この人とどうなりたいんだろう?」
「この気持ちを受け取ってもらうために、私にできることはあるかな?」
そんな問いから、自分の気持ちが少し見えてくることもあるのかもしれません。
誰かに分かってもらうことだけを待つのではなく、自分でできる選択を一つ見つけてみる。
それも、自分を信じて生きていくことの一つなのかなと思います。
あなたは、「分かってほしい」と思ったとき、どうしていますか?
もしよかったら、少し自分のこととして考えてみてください。
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